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「「男」」と「「女」」短編集 第六編 (21)

 達也も、妙子も、よくよく辛抱したものですよ。
何だか、自分の{{生い立ち}}の中からの{{こころ}}を{{バネ}}にしたような感じですからね。
 
 「私は、父親が嫌いだし、この世の中の全てが、あまり自分の好きな好きなものばかりではないのだが、どちらにしても、私の{{食事代金}}くらいは、稼がないとねなどと、感じて勉強してきましたよ。」
「だが、私は寂しいものですよ。」
「そう、見かけは、医者ですし、立派な人間に見えるでしょうからね。」
「でも、私の{{こころ}}の底では、少しながら、いや、沢山かな、{{人間世界}}での悲しさも抱えていますよ。」
「それも、私は(「男」」だし、「「女」」が欲しいです。」
「残念ながら、その場になりますとね、私は、用心深くなりましてね、この女性は信じる事ができるか、などと、或いは、この「「女」」などと、そんな思いが、私の{{こころ}}の中で湧き上がって来るのです。」
「私が、納得して女性を愛せるかって、難しい問題ですよ。」
「多分に、大変な難題となるでしょう。」
「大学院と言っても、それなりに、「「金銭」」も稼ぐ必要がありますし、外にはバイトで出かけます。」
「そんな、出先の病院などで、美しい可愛い魅力的な愛したいナースにも巡り会えます。」
「私の考え方が駄目なのでしょうかね、直ぐに、抱っこしてみたいと思いますが、私の{{こころ}}のブレーキが、かかります。」
「他人が、私を見れば、何でそんな事柄を考えるのかと、疑問に思うでしょう。」
「私の{{こころ}}を知りたくて、そう、治したいから、私は「「精神科医」」になったのです。」
「そうだ、速く私の「「人格=こころ」」を直さないと、逆に、一人前の「「精神科医」」になれませんからね。」
「沢山の医学読書や民間の読書をしながら、私の{{こころ}}の改革を勉強するのに努めましたよ。」
「3日間は、私のバイト、他の時間は勉強しないと、私の人生が駄目になりますからね。」
「そんな時間だけで、充分に生活できるのだから、民間の人達と比較すれば、私は{{幸せ}}だと思う必要がありますよね。」
「そうだ、このまま、私が年老いて行けば、一生の事、単身で人世を終るのかもと、自分の人生を変化させよとする私に、気づくのであった。」


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