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「「人生の終わり」」短編集 第3回 (4)

 勝子は、深夜になってしまうと、不安が襲って来るのでした。
男なんかは、体が要求するが、{{こころ}}は全くと、男には向かないで、「「怒りの気持ち」」だけが湧き出て来るのだ
った。
私のうちでは、何故に、妹ができなかったのあか、または。、姉でも良かったですよ。
母と父が、しっかりと愛し合っていれば、姉妹も出来ていたのではありませんかね。

 「私は、真面目なのですよ。」
「でも、此の世では、男も女も、他人は嫌いだし、私は自分の「母親さえ」」も好きにはなれません。」
「金銭は残っているのですが、人間を信用できません。」
「皆が、お金を{{欲しがって}}ていますよ。」
「汚い人間ですから、ね。」
「{{こころ}}が綺麗なのは、私くらいかな。」
「人間には、特別に注意しないと、騙されますからね。」
「夜になって来ると、私は一人で寝るのは寂しいから、病気の母親の居る部屋で寝ますよ。」
「その方が、気楽ですよ。」
「寂しくありませんから、ね。」

 朝がやって来ましたが、何だか、母親の顔を疲れているようで、今日は、また、訪問看護師さん達に電話してと、考えるのでした。
が今、母親が亡くなったら、私は寂しくて孤独で大変ですから、母親だけは、まだ、まだ、命を長らえて欲しいですよと思う勝子だったのでした。
 
 「今日は、お電話を受けた看護師ですが、どうぞ、宜しくお願い申しあげます。」
「何時も、心配しております。」
「肺炎とかですね、心筋梗塞とか、起こさなければ良いのですがと、心配しているのです。」
「でも、今日は、どうされましたでしょうか。」
「勝子様も、毎日が、心配でしょうからね。」
「私どもも、何時も気にかけておりますから、ね。」

 お嬢様から、何時にお電話があるのかと、思っていますからね。

 「はい、どうも有難うございます。」
「私が一人ですから、毎日が心配ですよ。」
「何時に、何事が起るのかと、思いますからね。」
「ええ、でも、今日は、私が来ましたが、何時もとは、違う人間ですからね。」
「恐縮でーす。」
「何事か、全体の症状を見ながら、私達が心配を感じる場合では、即、お医者さんにお電話を致しますので、一生懸命に診察をしておりますよ。」
「和達は、何時も帰れば、皆で考えて報告しながらですよね。」
「恐縮です、ね。」
「私達の{{話}}になってしまったので、すみません。」
 
 「ええ、大丈夫ですよ。」
「そうは、言うものの、{{こころ}}の底では、{{煩い}}なあと思っていたのでしが、じっと、勝子は我慢をしてたのです。」
「ええい、面倒だから、でも、私が善人だと教えておかねば駄目ですから、煩わしいとは思いながらでも、自分の{{{本性}}を化けている積りだったのですよ。」
「私の{{こころ}}を見抜かれないように、しないとですよね。」

 訪問看護師さん達は、一生懸命に診察と看護などをおしていましたが、矢張り、帰宅すると、お医者さんに連絡をしとこうと、言っていました。


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